- "企画展 服部良一と笠置シヅ子:花開く大阪音曲"at中之島「大阪大学中之島芸術センター4F展示室」
- 日時:R6.2.20(火)-3/9(土) AM10:30-PM5:00 (月曜・祝日休館)
- 場所:大阪市北区中之島4-3-53 「大阪大学中之島芸術センター4F展示室」
- 料金:入場無料
- 内容:近世以来、大阪は日本の娯楽文化の首都でした。とりわけ、1920年代から30年代のいわゆる「大大阪時代」には、在来の芝居や演芸や花柳界を基盤に、カフェや映画やダンスホールなど舶来の要素が接ぎ木されて、親しみやすく、かつモダンで斬新な文化が花開きました。作曲家・服部良一は、それを「道頓堀ジャズ」と呼びました。服部は、大阪や阪神間のダンスホールとラジオで存分に腕を磨いた後、東京に移住し、流行歌でも成功します。一方、笠置シヅ子は、芝居町・道頓堀の映画興行と結びついたレヴュー文化のなかで頭角を現し、日中戦争期に東京に移りました。そこで服部と出会い「スウィングの女王」となり、戦後、このコンビは戦後「ブギウギ」のブームを巻き起こしました。本展示では、服部と笠置の軌跡を通じて、近代大阪の折衷的な娯楽文化が日本全国を席巻してゆくさまを辿ります
- 情報:関連イベントあり
- 主催:大阪大学中之島芸術センター
- 協力:服部音楽出版、笠置シヅ子資料室、科学研究費基盤C「近代日本ヴァナキュラー音楽史の構想:上演の場の連続性と越境性に注目して」(代表者:輪島裕介、23K00191)